1日で5反を耕した


普段はおつとめのHくん「耕す暇が無え」と。
そういっている、とHくんのお母さんから聞いた。
Hくんと「仁井山の田んぼを守ろう」と
話していたのを思いおこして、
きょうてかったがやっぱり乗った。

1日で5反以上を耕してくれた。
荒っぽいけど、よく働くし、文句は言わない。
新しい友だち。Hくんちの乗トラ、CTX207。


荒れている、そう、確かに荒れているが、美しい。
小さくて透き通った葉っぱ、
ピンクのヤマツツジ、
キメの細かい、可愛らしい、山肌。


祖母94歳の誕生日。おめでとうございます!
変なのも写っとりますが。
100歳までもう少しだね、というと、
それをきいた母が「そりゃあ、ちょっと、たいへんだ」と苦笑い。

苦笑いした後、小さいころの思い出話。

母「お母ちゃん、お父ちゃんが戦争から帰ってきた時のこと覚えとる?」
祖母「あんたは男をこわがっとったから」
母「そうそう、お父ちゃんが帰ってくるいうて聞いて、
 お母ちゃんにおんぶされて、大正池のほうまでいったとき
 お父ちゃんに会った」
祖母「そうじゃったかなあ」

祖母「わたしゃあ、なんぼにも、
 お義母さん(姑)がお爺さん(夫)にいうたことが忘れられん。
『生きて帰ってきてほんまにありがたいことじゃ。
 みなさんのおかげじゃ。
 家のことはせんで(しないで)ええから、
 よその家の世話を焼きなせえ(焼きなさい)』」



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